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暖炉に火をくべて

caorena.exblog.jp

音楽、家族のことなどを、時々。

久々配信。

録画したのですが、なぜか公開設定しても観ることができず。残念。

以下、プレイリストです。

1.Night Life(佐野元春with The Heartland)Visitorsツアーより

2.白夜飛行(佐野元春& The Coyote Band

3.愛のシステム-Studio Live Mix(佐野元春)シングル『誰かが君のドアを叩いている』収録

4.すべてはこの夜に(沢田研二)作詞作曲担当

5.Jokeでシェイク(大沢誉志幸)コーラスで参加

6.White Communication-新しい絆-(永井真理子)作詞作曲担当

7.FREEDOMANDY’S)作詞作曲プロデュース担当、演奏:The International Hobo King Band

8.モリスンは朝空港で(佐野元春)EP『グッバイから始めよう』B

9.元春Radio Show~虹がかかってた(くず)レディオショーへのゲスト出演と曲へのコーラス参加

10.Climax NightYogee New Waves)元春と往復書簡でやりとりをした若手ミュージシャンhttp://mikiki.tokyo.jp/articles/-/15144

11.zz[Sleeping Beauty Part3] (((さらうんど))))同じく往復書簡のミュージシャンhttp://mikiki.tokyo.jp/articles/-/15288

12.アンジェリーナ-Edited Slow Version(佐野元春)EPStrange DaysB

13.SOMEDAYMaki Oguro & Friends)メンバーは大黒摩季・武部聡志・真矢・恩田快人・土屋公平、武部はプロデュースも担当

14.昨日までの君を抱きしめて(猿岩石)元春が『シーズンズ』としてセルフカバー

15.約束の橋BULLBONES)巻き舌の約束の橋!今も現役のロックンロールバンドです。

16.警告どおり 計画どおり(佐野元春)

17.裸の瞳(佐野元春)

18.ZERO LANDMINEN.M.L.)ボーカルで参加

19.ふたりの理由、その後(小坂忠)バンドメンバーに佐橋佳幸・Dr.kyOn。忠さん無事に退院されお元気そうで何より。

20.陽気に行こうぜ(佐野元春&The Hobo King Band

21.レインボー・イン・マイ・ソウル(佐野元春)

22.純恋(すみれ)(佐野元春&THE COYOTE BAND

23.月夜を往け(佐野元春)

聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。元春のComplication Breakdownをサンプリングした乙zz姫がいちばんざわついた瞬間でした(笑)

またやりますね。


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# by caorena | 2017-11-12 23:30 | DJ | Comments(0)

佐野元春さんが参加 詩のワークショップ 29日のヒロシマ・ナガサキ ZEROPROJECT

この記事をSNS経由で知り、参加者の中に黒田征太郎さんがいるのを見て、数年前に元春とのつながりを感じていた私は、感慨を覚えました。

黒田征太郎さんを実際に知るキッカケになったのは、敬愛するDJ野村雅夫さんがInterFM(当時)で担当していた番組で紹介してくれたことからでした。

その時書いたブログがこちらです。



ワークショップ当日はお天気が心配ですが、素晴らしい一日となるよう、願っています。


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# by caorena | 2017-10-27 01:52 | 佐野元春 | Comments(0)

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私にとって欠かせないのは、sweet16sweet61問題(笑)

実は元春がInterfm897The Dave Fromm Showに生出演したとき、送ったメッセージを読んでもらえたのだが、そこにこのSweet16の彼と彼女の話を書いた。

「このアルバムは、Sweet16で野バラの蜜を集めていた彼と彼女が、ちょっとだけ大人になって、バイクに乗って駆け抜けていく物語ではないかと、今のところ感じています」

元春は「ファンの妄想は素晴らしいですね!」と、とてもその話を気に入ってくれたみたいで、嬉しかった。

あのメッセージは、アルバムをまだ数回しか聞いていないときに書いたのだけれど、何十回と繰り返し聞いている今でも、この思いは変わらない。


ところで、『ジャケットについて』をアップした直後、元春つながりのツイ友・ガオガオさんから、こんなご意見を頂きました。

Manijuは、心の奥底にある大事な物=マニ、それが12個連なった数珠。12個の摩尼珠。」

息を呑むほどのすごい発見!

ガオガオさんがおっしゃるには、中ジャケの写真を見て、南総里見八犬伝の珠を思い出した、と。

言われてみれば、確かに各曲の一文字が大きくなっていて、フォントの雰囲気も、昔NHKでやっていた人形劇『新八犬伝』を思い起こさせるところがある。

因みに中ジャケ全景、タイトルはこんな感じ。

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白・現・天・悟・詩・朽・新・蒼・純・夜・禅・マ()

素晴らしい!

ガオガオさんのおかげで、おどろおどろしく見えていただけの中ジャケが、全く違ったものに見えてきました。

それどころか、アルバム全体にも新たな息を吹き込んでいただいたように思います。

元春もきっと「素晴らしい!」と言ってくれると思います。

ありがとうございました、ガオガオさん!


さて。

そんなふうに、妄想を爆発(笑)させている私達のような人がいるかと思えば、当然そうではない人もいる。


Manijuを何度聞いても情景が浮かんでこない」

「最近の佐野元春は無味無臭で良くも悪くも印象に残らない音楽ばかりやっている」

そんな感想を目にした。

こんなに匂い立つほどのアルバムばかりなのに、そんなふうに感じる人もいるんだなぁ。


でも、情景が浮かんでこない人がいるというのは、ちょっとわかる気もする。

初期の頃は、街の風景やBoy Meets Girlな事柄をスケッチしてきた元春は、ことCOYOTE三部作では、スケッチもしているけれども、どちらかというとストーリーテラーに徹している。

曲を書く手法が違っているのだから、届き方もそりゃ違う。

スケッチしたものは情景は浮かびやすいだろう。ましてやそのスケッチが自分の生活に近い絵であればなおさらだ。


一方、スケッチよりもストーリーを示される方が、想像力を使う。

確か、何かのインタビューで、元春は「辛抱強さが無くなっている聞き手に聞いてもらうには直接的な表現をしなくては」というようなことを言っていたと思う。そのせいか、Blood Moonでは、含みをもたせた言い方ではなく、とても直接的で簡素な言葉を選んで書いているなと思っていた。

Blood Moonに比べると、Manijuはより詩的になっているので、届きにくくなっているのかもしれない。


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唐突だが、私は、Blood Moonを聴くに連れ、ほんとうに圧倒的で完璧で、隙のないアルバムだなぁ、と感じていた。

友人の言葉を借りれば、ひれ伏すしか無い。

初期で言えば、Somedayがそれにあたるかな。

上手く表現できないんだけど、とにかく、隙がなさすぎる。もちろんいい意味で。

(ただ、レコードで聴くと、ちょっと隙ができるから不思議)

こんなに隙のないアルバム作っちゃって、次はどうなるんだろう、と、ちょっと心配したりして(笑)


で、そのあとにきたManiju

これがねー、その私の感覚で言うと、隙だらけなんです。

サウンドはBlood Moonと同じく、完璧なんだけど、なぜか隙がある。

隙というか、ものすごく自由な感じ。

最高傑作だと思ったBlood Moonを、軽々と越えてきた。


ZooeyからBlood Moonではわりと大人の愛を歌っていたけど、Manijuでは若い恋を歌っている。だから、自由さが増して伸びやかなカンジがするのかな。

その、「伸びやかさ」の一助になっているのが、コーラス。

明らかに今までの入れ方と違う。

例えば『悟りの涙』の

「君が泣いた夜(泣いた~よ~る~)

 僕も泣いた(ぼ~くも泣いた~)」

のように、みんな揃って入れている箇所が耳を引く。

そしてこれが、今回アルバムを通して強く感じた「バンドの一体感」に通じるもののように思う。

(ブックレットの歌詞メモにコーラスの入れ方が書いてある部分を載せているのは意図的なのかな?なんて)

佐野元春自身はもちろん、コヨーテバンドも、新たな進歩を遂げたことをしっかりと確認できるアルバムManiju。いや、もう「&」は取っちゃっていいんじゃない?って思うほど。

ニューアルバムが一番いい、って思えるなんて、本当に幸せ。

だからいつも、どうもありがとう、って思うんです。


さて、何回かに分けて書いてきたManiju感想、このへんで締めたいと思います。

ようやく、読まず聞かず我慢してきた評論やインタビュー、ラジオをきくことができます。


読んだり聴いたりすると、答え合わせができるかな。

それ以上にまた新たな発見ができて考察したくなるだろうな。

エンドレス。

これだから佐野元春のファンはやめられない(笑)


あ、私が書き終わるまでは色んな情報を伝えないように、と気遣ってくれていた友人たちがいます。ほんとうにありがたい。

も~い~よ。ドバっとレポやら情報ください。(笑)

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# by caorena | 2017-08-25 21:26 | 音楽 | Comments(0)

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この夏の最高気温37℃との予報があった8月6日(水)、Bunkamuraザ・ミュージアムへ出かけた。

前売りを買って楽しみにしていた『ベルギー奇想の系譜』を鑑賞するためだ。

予想通り、ムズムズ、ざわざわしっぱなしで、とても楽しんだ。


元春がシュールレアリズムに深い関心を寄せていることはよく知られている。

『ベルギー奇想の系譜』展では、元春やヒプノシスが影響を受けたとされているルネ・マグリットの作品も展示されていた。

『ピレネーの城』がなかったのは残念だったけど、マグリットの作品を始め、他の作家の作品も、元春に通じるものを感じずにはいられなかった。

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鑑賞後、他展覧会のフライヤーが並べられた棚を眺めていて、アルチンボルト展のフライヤーが目に留まり、ハッとした。

私はアルチンボルトなんて全然知らなかったけど、こ、これはまさしくManiju!!と思ってしまった。

並べてみますね。どうでしょうか。

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なんというタイミング。

元春のことを考えながらシュールレアリズムの展覧会を観に行ったところで、もうひとつのManijuつながり(勝手につなげているだけですがw)を見つけられたなんて!

ちょっとハイになりました ()


気になるのは、アナログ盤のジャケット。

まず、CDでは確認できる裏ジャケのあのヒミツは、アナログ盤では確認しきれない。カッパは確認できるけどw

これがちょっと不満。

それと、中ジャケの曲タイトルのフォント。

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ちょっとおどろおどろしい。次女なんて、遠目で見て2度見して近づいてきて「何だ佐野さんのレコードか・・・何の呪いかと思った」って。ひどい(苦笑)

なんでこんなフォントにしたんだろう。

それから、ブックレットには使用した楽器や録音したスタジオ名、年月日が事細かくクレジットされているのに、アナログの方にはそれがない。

Blood Moonのときのように、アナログ盤の方にも、「歌詞カード」が欲しかった。



ジャケットを手にしたときの最初の感想は『Maniju~フラゲの朝』に書いた。

「今までとは明らかに違うアートワークに、ちょっと困惑していた。色とりどり、様々な花を纏った彼女の涙の理由。アルバムを聴いたら、その理由がわかるだろうか。」

こんなに目も覚めるような美しいフラワーハットをかぶっているのに、泣くのはなぜ?


アルバムManijuは、ジャケットに象徴されるように、カラフルでみずみずしく、そして少し哀しく、だけど希望を感じる、そんな曲たちで溢れてる。

ジャケットの彼女が、アルバムの中のそこここに出てくる彼女なのだとすれば、その目からこぼれ落ちる涙は、「悟りの涙」なのかな。


私たちはすでにフラワーハットを被った彼女を目にしているわけだけれども、ひょっとしたら、泣いている彼女に、そっとフラワーハットを被せてあげたのかもしれない。

「知ってるよ、いいんだよ、もう忘れよう、もう心配ないよ」と寄り添っている彼の気持ちを具現化したのが、色とりどりの美しいフラワーハットなのかも。そうしたら、その涙は、哀しい涙ではなく、明日のための新しい雨。


CDのほうのブックレットは、本当に素晴らしい。

バンドメンバーや元春のスタジオ内の写真が盛りだくさんでとても嬉しい。

特に今回は、メモを書き込んだ歌詞やスタジオ配置図まで載せてくれていて、別の角度からの制作過程を垣間見ることができる。

元春の粋なはからい、っていったところかな。


タイトルにはそれぞれ副題というか、英語のタイトルもついている。

以前から元春は英語のタイトルを添えているけれど、Blood Moon Manijuではことさらにその意味が重要性を持っているように思える。

なぜかというと、日本語のタイトルをただ英訳しただけではない曲があるからだ。

そしてManijuでは特に、先にも書いたように、旧タイトルまで確認できる。

これはほんとうに嬉しいプレゼントだ。

白夜飛行 Midnight Sunは、彼女のことを指しているのかな。

天空バイク Cosmic Bike は、空高くと言うだけでなく、宇宙空間まで2人で。

そして悟りの涙 (She’s not) your Steppin’ Stoneは、 彼女を守りたいという、より強い気持ちが伝わる。

(ブックレットの、悟りの涙の歌詞メモが載っているページにある卓前に座る元春の写真は、おそらく「届かない~」ってとこを聞いてる瞬間だと思うんだけど、どう?)

微に入り細に入り、ほんとに楽しませてくれる元春。

感謝です。


次でラスト。まとめていきたいと思います。まとめられるのか!?(笑)


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# by caorena | 2017-08-21 20:26 | 音楽 | Comments(0)


10. 夜間飛行 Night Flight

一曲目の白夜飛行と対になる曲・・・

アレンジも曲も全く違う。白夜よりも、ちょっと不安な要素が見え隠れする。

歌詞はほぼ同じ。でもこちらも曲と同じく、白夜に比べると暗い要素が。


白夜では落ちる天使をただ見ていただけ。

けれど夜間では天使をただ待っている。

この違いは大きい。


白夜からは怒りを感じない。

けれど夜間の夜は「無慈悲な怒りに満ちてる」。

しかも息を吸って丸くなって。(息を「潜めて」ではないところが気に入っている。希望を感じるから。)

こらえている感じが伝わってくる。


白夜にはいないけれど夜間にはいる人。

それは、いままでもそこここに現れている「あの人」。

根底に流れる不安は、「あの人」のせい?


けれど、「君は誰よりも新しい」。希望だ。

そして夜間の「ダンス!」は、希求。


ふと、思った。

彼と彼女は、星の下、路の上で、裸の瞳を持ち、明日を、自分を守ることでせいいっぱいの、あの2人かもしれない。



11. 禅ビート Zen Beat 

コマツのドラムがサイコー!!!

圭くんのベースもサイコー!!

フカヌーとアッキーのギターもサイコー!

元春の「ヘイ!」サイコー!

シュンちゃんのハモンドサイコー!


この曲もタイトルを変更してる。

『光の小旅行』

歌詞にもこのフレーズ出て来る。

でも、『禅ビート』のほうが、断然良いね。

ぐうーんと広がるもの。


シューッと、ワープするみたいな感覚が生まれる。

眩しい光のトンネルを、ものすごいスピードでくぐり抜けていくような。

なんて心地よい曲なんだろう!


ここにも「詩人」がでてきた。

そして「あの人」も。


でも、「あの人」が何者でも、もうどうでもいいや!

「空が夢の終わりを告げている」?

関係ないね!

だって、「飛び方は誰よりもわかっている」。


わからないのは、ただひとつ。

「いったい自分は何者なんだろう」

これが、禅。


きっと、光の小旅行を続けていけば、いつかはたどり着ける。



12. Maniju Maniju

禅ビートで通ってきた光のトンネルの出口から、宇宙の中にフッと解き放たれた感じ。

不思議な浮遊感、そして幸福感。大団円だ。

だけど、「物語はまだ続いてゆく」って。

ここでもやはりかなりサイケでビートリー。ていうか、ジョン。


同じ「スタア」という曲の中で「この先で待ってる」と歌っていた元春は、

ここでは「手をとってゆく」と。

感想冒頭で触れた、Sweet16で「すぐに出かけるぜ」と歌っていた元春は、

「ここにとどまりながら、明日確かな場所へ」と。


そして、この手法?も、おそらく初めてのことだと思うけど、

「愛は君の中」という、加工した声のつぶやき。

もう、すっごく、ドキッとした。

元春の生の声の囁きとはまた違う、ドキッ。

ポコン、と、曲の中から生まれた一つの泡が、プッとそこから離れて、パチン、と割れた瞬間に聞こえた声。

その声に、体を包まれすくい上げられて・・・

そんな風に想像しながら書いていたら、ふいに泣けてきた。

あとからあとから、涙が溢れてきた。

声を上げて泣いた。

そして、これが、アルバムManijuの真髄なんだ、と思った。


「マニ」とは、元春曰く、人には絶対触れさせない、自分の心の中の大切なもの。

アルバムを聞いて、自分なりのマニとは何かを発見してほしい、と。


はい。発見しました。


強い明日を肯定する。

確かな君がいてこその。

確かな自分がいてこその。




一応、これで、各曲の感想はおわり。

あと、ジャケとかバンドについて、もう少し書いておこうと思います。


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# by caorena | 2017-08-15 00:42 | 音楽 | Comments(0)