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暖炉に火をくべて

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音楽、家族のことなどを、時々。

祝☆復帰 星野源 THE SONGWRITERS(前編)





この日記、ずいぶん前に書きはじめたものだったが、途中で止まってしまって、放送から時間もたってしまったので、お蔵入りかな~と思っていた。
そしたら、友達の一人が、待っているからアップして、と言ってくれた。

折しも、源ちゃん急病療養から復帰。
ということで、加筆して完成させましたので、ここに(2回に分けて)発表させていただきます(笑)




星野源ちゃんは、うっすらとSAKEROCKとして知ってはいた。
はっきり認識したのは、バナナマンのラジオ番組に登場してから。

ま~あ、ユニークな歌詞と、柔らかで心地よいけれど一癖あるサウンドと声に魅了され、そりゃーCDショップ大賞準大賞になるわなぁという。

その源ちゃんが、夏のビーチボーイズライブの前座に登場したとビックリしていたら、次にはなんと元春のソングライターズに!

元春は、いつもとはちょっと違い、心底感心するような感じと、息子を見るような柔らかい笑顔が印象的。
確かに、今までのソングライターズに登場した人たちとは違うタイプだよね。
基本、パンクな人だし。ブラックなのも好きだしね。

リーディングは、この曲かなと思ってたら、ドンピシャで当たっちゃった。
【くだらないの中に】
歌詞→


元春の歌詞にはぜったいに出てこない「臭いな」とか「首筋の匂いがパンのよう」なんてフレーズを、元春がどう読むのかとてもとても興味津津でしたが、そうねー、80%くらいはモノにしてた感じかな。
きっと元春も苦労したでしょうww
「流行に呑まれ人は進む/周りに呑まれ街はゆく/僕は時代のものじゃなく/あなたのものになりたいんだ」という部分でようやくいつもの顔つきになった気がした。


元春曰く、源ちゃんの「一番の魅力は、語り部的なストーリーテリング」。

楽曲【ストーブ】
の解説中、じーんときている風の元春。
これ、愛する人が火葬場で焼かれる時の歌なんだけど、歌詞だけ読んだら、たまらなく泣けてくる。でも、アップテンポの陽気な曲なので、すごく前を向いて聴ける。
元春「ただの“I love you”“You love me”ではなく、一つの映画にもなりうるストーリー。最後の一節が感動的。ピュアな愛の歌ですね」

源ちゃんの批評として「日常を唄う」という表現をよく耳(目)にする。
一見非日常に思える「火葬場」の風景を「日常」の一ページとして唄ったようなこの曲を聴くにつけ、「死」は特別なことではなく、誰にでも起こりうる日常の一部、というわたし自身の思いを裏づけしてもらったような気持ちになる。そしてそれは、元春のフィロソフィにも通じるようで、さらに興味深い。

また元春は「日本のポップソングは一人称の視点が多いが、星野さんのは大さんは(三人称)からの視点が多い」と指摘する。

元春が「このようにストーリーテリングのような楽曲を作るとき、何を思い浮かべて書くんですか、登場人物?ストーリー?」と尋ねると、源ちゃんは「歌にならなそうな言葉を入れたい」、そして「その言葉が浮かないで曲に溶け込んでいくようにしたい」と。それらの言葉から、イメージを広げていって、つくりあげるのだという。

番組でも取り上げられた【喧嘩】

は、『入れ歯』のことを歌いたかったと。
たしかに、見事に『入れ歯』が違和感なく、しかし確固たる存在感を持って曲の中にある。
長年連れ添った夫婦の愛の歌。プッと吹き出してしまうけれどもジンとくる、元春曰く「上質なコメディのスクリプトのよう」。

同じように、【茶碗】
では「禿げ」を入れたかったと。
源ちゃんが「禿げ」と言った時、「えっ!?」と、素で訊き返す元春が可笑しい。
「禿げを、コミックソングではなく、いかに真面目に歌うか。ちゃんと理由がある様にするかをやりたかった。」



後半は、源ちゃんの詩づくりの核心に迫ります。
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by caorena | 2016-12-07 10:04 | 音楽 | Comments(0)