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暖炉に火をくべて

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音楽、家族のことなどを、時々。

佐野元春&THE COYOTE BAND[Zooey]レビュー『ポーラスタア』

この曲は高桑君の印象が強い。イントロのベースがすごくいい。サビ部分のオクターブ低いコーラスが素敵。国際フォーラムのステージでも、とりわけ響いていて、痺れた。
高桑君とフカヌ―の「ウ~♪」というコーラスも、この曲に限らずいつもだけど、CSN&YとかAMERICAを彷彿とさせてくれる。

まさに、ギターバンドな一曲。
フカヌーのソロも、すこぶるカッコいい。
聴くたびに、リズムを取り、ザビの部分で「ほら!」と天を指し仰ぎ、足を踏み鳴らしたくなる。いや、実際にやっているのだけれども。家族がそばにいない時には。

タイトルの『ポーラスタア』、「スター」としなかったのはなぜか?
すべてのなぜに答えを求めることはしないけれど、気になる。

歌詞には、元春らしくないというか、今まであまり聴いたことがない言い回しがいくつかある。
たとえば「いっぱい」という言葉。いつもなら「たくさんの」という言葉を使うところじゃないか。
たとえば「照らしているよ」「小さいよ」という言い方。いつもなら「照らしている」で止めたり、「小さいのさ」なんてなりそう。
もっとも、歌詞を見れば、他に比べてこの曲はとてもいっぱいの(笑)言葉が詰まっているから、ただ単に語呂がよかった、とか、音の数に合わせた、というだけなのかもしれないけど。

逆に、「星の瞬き」というフレーズは、今まで何度も使っている定番。
「星はどこまでも空高く/またたきをくり返している」とか「星の瞬きにはまだ遠く手が届かない」とか。

どんなに求めたってつかめないものもある。
でも、大丈夫。
見守っていてくれるから。

しかし、繰り返し聴けば聴くほど、『ポーラスタア』は2013年の『見上げてごらん夜の星を』だ。
永さんに手紙を書こうかな。


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by caorena | 2013-03-25 00:44 | 音楽 | Comments(2)
Commented by 獅子丸 at 2013-03-26 12:47 x
なぜ「スタア」なのか?

自分は、「スター」と表記するよりも「スタア」の方が暖かみを感じるから…かなぁ、と。
(受け取り方は人それぞれだとは思いますが^^;)

太陽も星も手が届かないほど遠い存在だけど、
どちらも人間にパワーや勇気を与えてくれますよね。
太陽に比べると星はどこか儚げで、でも見守ってくれるやさしさがある。
この「ア」から、そんな感じを受けるのです。

「小さいよ」に関しては自分も珍しいなって思いました。
言い切りではなく、相手に語りかけるような。
そこにも同じように暖かみがあって。
勿論語呂もあるとは思いますが、あえて「のさ」にしなかったのは
リスナーの我々に直接話しかけるように歌いたかった、からではないでしょうか^^
Commented by caorena at 2013-03-26 20:36
なるほど、確かに暖かみを感じますよね。
レトロなイメージがあるので、それも暖かみと重なっているのかな。

「よ」についても、より近しい感じがしますね。
フランクというか。
元春兄さん、って感じでしょうか?(笑)

ヒントを、ありがとうございました!