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暖炉に火をくべて

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音楽、家族のことなどを、時々。

コヨーテ展


ラジオで耳にした『黒田征太郎 コヨーテ展』。先週の水曜日に行ってきた。
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雑誌『Coyote』の休刊を嘆いた黒田征太郎さんが、復刊を願い、編集長に宛てて1年数か月に渡り毎日のように送っていた数百枚の作品の一部が展示されている。
その作品にはすべてコヨーテが描かれており、復活の道標になるようにとの想いが込められているのだそう。
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実はこの『コヨーテ展』のことは以前、元春関連の事をネットで調べている時に偶然見つけてサイトを覗いていたので、知ってはいたし、ちょっと興味もあった。なんたってコヨーテですから(笑)

雑誌Coyoteは、元春のアルバム『COYOTE』発売後、本屋等でそのタイトルを目にして「へぇ〜こんなタイトルの雑誌があるんだー」と手にとってパラパラ立ち読みする程度には知っていた。きっと元春が同タイトルのアルバムをリリースしていなければ気にもとめなかったと思う。
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そこへ、私の好きなラジオDJ が番組の話題にこの『コヨーテ展』をピックアップ。
そして「コヨーテといえば」と元春の“荒れ地の何処かで”を選曲、オンエア。

そこでもう、私の心は決まった。
「絶対に見に行く!いや、見に行くべき!」

さらに、展示会場である思文閣の場所を確認しようとサイトを見てみると、私が行く日に黒田さんが一日在廊されるとのインフォが!
会期中この日だけが行かれる機会だったので、その日に作者が在廊とは、ほんとにラッキー。こうなるともうほんとに、縁を感じてしまう。

当日、思文閣に入ると、黒田さんとスタッフの方々がにこやかに迎えてくださった。
早速、黒田さんにご挨拶し、「インターFMというラジオ局の番組で、DJの野村雅夫という人が紹介していたのを聴いて興味を持ちました」と、持参したHappy Hour!番組ブログの、コヨーテ展ピックアップのページを印刷したものをお見せした。
黒田さんは「ほぉ!そうですか!知らなかった〜嬉しいなぁ」と驚きながら、しげしげとプリントを眺めていらっしゃった。

しばらく、作品のことなどを伺いながら黒田さんとお話をさせていただいた。
お茶目で気さくな中にも強い意志を感じさせる、まさに”自由なアーティスト”といった雰囲気の黒田さん。
「僕はね、ゴールがないのに走りだしてしまうんですね。普通、人は、ゴールを定めて、そこに向かって走るでしょ。で、ゴールしたら終わり。でも僕は、ずっと走っていたいんですね。」
そこで私が「ゴールは決めないということですか?」と質問すると黒田さんはちょっと考えて「決めないというより見えないという方がいいかな。」

そのようなやり方をすることで、思ってもいなかった結果が出たり、偶発的に組み合わさったりして、最終的に面白い作品になったということがあるようだ。
だからきっと、黒田さんの作品はどれもみなのびのびとして無邪気な感じなんだろうなぁ、と思った。

作品について語る黒田さんは、どこか元春にも通じるものを感じたりもした。
考えてみれば、雑誌Coyoteは、旅の雑誌。
元春のアルバムCOYOTEのコンセプトも、一人の男のロード・ムービー。
「コヨーテ」のもとに、同じビジョンを持つ様々な人やモノが自然と集まるのは、なかなか興味深いものがある。
そんなことを考えながら、ゆっくりじっくり、ひとつひとつの作品を見て回った。
展示されている様々なコヨーテたちはそれぞれに、体全体の豊な表情でこちらに語りかけてくるようで、見ているうちにたまらなく愛しく思えてきた。

その愛すべきコヨーテたちの中に、元春と、コヨーテバンドの面々をそれぞれ、見つけたよ♪
これから、ツアーという旅に出る彼ら。
コヨーテ展を見たことで、今までとは少しだけ違う心持ちで彼らと会うことになりそう。
楽しみです。

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by caorena | 2014-09-23 00:55 | アート | Comments(0)