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暖炉に火をくべて

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音楽、家族のことなどを、時々。

佐野元春 スポークンワーズ・ライブ「In Motion 2017ー変容」

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疲れた。とても。

70分程度の短いライブ。しかも座っていたのに。

スタンディングで120分のライブより、ずっと疲れた。

初めてのスポークンワーズライブ。

受け取るものが多すぎた。

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ヘアスタイルを変えた元春に、初めて会う。

2列目、ど真ん中。

真正面に、スタンドマイク、そして元春。


何かとても神聖なものを観るような気持ちになっていた。


曲は過去にCDで聞いているし、詩は本でも読んでいた。

なのに、CDで聴いているときには無かった感情が湧き上がってくるのが、ライブが始まってすぐにわかった。


「時はハチミツ」

元春がそう言葉を発した時、何かが、スッと体の中に入ってきた。

「キミみたいな無党派のために」

元春が、私のことを指差して、ちょっとニヤリとした気がした。


「国家よ」

元春がそう言葉を発した時、何かが、私の心臓を揺さぶった。

もう離れられない。

2曲目でもう、ああ、今夜ほんとうに来てよかったと思った。

今にも叫び出したい気持ちでいるところに

「どこか不可解な場所にいることを嘆くのではなく、おれとともにいてほしい」

だなんて。

 
泣くなという方が無理(笑)
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15年以上も前の詩なのに、確実にの空気をまとい、ストレートに心に響く。
ビートと、音楽と、映像とともに、元春の口から語られることにより、
ものすごく力を持った言葉たちに、揺さぶられ続けた。

 
帰ってからCDを聞き直したが、やはり違う。
スポークンワーズは、ライブでやってこそだ。
強くそう思った。

それはそうと、元春。

このライブ、最初から最後まで、根底に流れる一貫したテーマがあったように思えるんだけど、どうだろう?

いつか言っていたね。

「今の僕らの政府には、欺瞞気取りがある」

あれから数年たつけど、欺瞞と気取りはひどくなる一方。

ここのところ、そんな思いに苛まれていた(他にも色々と苛まれていたけれど)から、そう感じ取っただけかもしれないけど。


いずれにしても、どうもありがとう、元春。

またいつか。

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by caorena | 2017-04-12 00:49 | 音楽 | Comments(0)