Maniju A面①
聴くたびに新しい発見があって気持ちが溢れてくるので、キリがない(笑)
とりあえず3曲。
全曲終わったら、ジャケット問題(笑)と全体像?に触れてみたいと思っています。
01.白夜飛行 Midnight Sun
この曲しか無いでしょ、一曲目に持ってくるのは!
まだ他の曲を聞かないうちにそんなふうに思わせる。
Dance!と言われる前から踊ってました(笑)
こんなにもワクワクが掻き立てられるなんて…
そして、ここから始まる、元春とCoyoteたち、そして私の、新しい物語。
今がその時、さあ、出かけよう!
それにしても元春は、どうして「徐々に」をいつもひらがなで書くのだ?
目にするたび、ちょっとムズムズと可笑しくなる。
全体に流れるピアノがすごく印象的。ソロは言わずもがな。
02.現実は見た目とは違う The Mirror of Truth
ワクワク出かけたと思ったら、重いじゃない!(笑)
リリース直後、DJ野村雅夫が番組でオンエアするのに選んだのがこの曲!
雅夫さん曰く「歌詞がすごいよ」
確かに確かに。
そして、ビートもすごい。
お経のようなビートは、発せられる言葉の意味を深く広いものにする。
一番好きなVerseは、「名前がない/名前しかない」。
03.天空バイク Cosmic Bike
飛んでるよ!今回の元春は、トンデル!
もしかしたら私、このアルバムでこの曲が一番好きかも。
Love love love love love というところと、変拍子になるところのフレーズ、ギターがすごく好き。
前の【フラゲの朝】にも書いたように、この曲を聴いてまず頭に浮かんだのが、バイクに乗ってゆったりと街を流す、Sweet16の彼と彼女。
一曲目から最後まで、このアルバムの主人公として、駆け抜けてゆく。
元春、時々、ちょっとズレてる天真爛漫な彼女を描くの好きよね。
それにしても、白夜飛行の次に天空バイクを続ければ、気持ちよく走れるのに、そうはさせずに「現実」を挟んでくる当たり、ほんと元春らしい。